こんにちは、サラリーマンのたくみです。
今日は「屋根の修理が必要ですよ?と突然業者が訪問して来たので、色々調べながら対応してます」的な進捗記録のメモです。対応中なので決着はしていないですが、ひとまず現状を書いておこうと思います。
どうぞ。
目次
うちの屋根ってヤバいの?
ある日、職人風の人が挨拶に来ました。「近所の○○さんのお宅で○○日から工事するのでトラックとか車の出入りがあるかもしれません。ご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願い致します。」と。こちらも「わかりましたー」で、その時は終わり。
数日後に再度訪れた職人。「お宅の屋根の “のし瓦” ズレてますよ」と。「ん?のし瓦?」と何の事か全く分からなかったのですが、職人の話によるとウチの屋根には “のし瓦” が4段積まれていて、下の2段がズレているそうです。下からスマホで写真を撮り拡大して確認すると、確かに言われてみればズレているような気がするけど、正直素人には全然わかりません。。。
さらに、職人によると「このまま放置して台風とかでズレが悪化すれば、あそこから浸水して雨漏りになったり、風で瓦が飛ばされて事故になったりするので危険ですよ」と。
ボクは思います。「アレ?これって時々ニュースとかでやってる典型的な悪徳業者やり口なんじゃぁ…」
戸惑うボクに職人は続けます。「これ修理する場合、○○会社さんのような大手だと、8万とかの案件ですが、ウチなら5万でやりますよ」と。色々話を聞くと、築年数もかなり経過しているので修理が必要な箇所が他にもないか点検もしてくれるらしく、もしそこで修理が必要な箇所が他にも見つかって「”今回指摘があった箇所だけ直しても意味がない状態” なら一旦修理はしないので、今後どうするかは点検後に検討頂ければ大丈夫です」と。
どうする事になったの?
結局、後日見てもらう事になりました。今考えるとツッコミ所満載で、なぜ依頼する事にしたのか不思議なのですが、前情報が全然ないので怪しいとは思いつつも「本当に危ないなら対応しなきゃだし、5万くらいなら…」と思い、見積もり依頼書にサイン。。。
話は進み、週末の土日に職人が実際に屋根に登って現状確認する事になり、職人は気さくな感じで帰っていきました。次回は先輩&上司職人も一緒に来るそうです。「どうなるんだろう…」とドキドキしつつも「後で色々調べて不要ならキャンセルすればいっか」と若干楽観的。
屋根について調べてみた
職人の話をキッカケに「瓦屋根とは?」「指摘された部分は何なのか?」など、色々検索してみました。
まず、”瓦屋根”の上部に棟(むね)と言う部分があり、そこに「防水」と「装飾」を目的に積まれている瓦が “のし瓦” と言うらしい。積む瓦の数は多い方が防水性は高い。
“瓦” 自体は耐久性が高いが、施工で使用している漆喰の耐久年数が15〜20年くらいらしい。物件購入時には屋根については雨漏りチェックくらいしかしておらず、口頭では「問題ないので大丈夫」との事だったが、築38年で過去の修繕歴は不明。。。
調べた結果、これを機に屋根の状態を確認しておいても良いかもな、と思いました。
実際どーする?
相見積もり
当然と言えば当然なのですが、調べた結果「点検して必要なら修理も対応する」と結論が出たので他業者も入れて相見積もり。いくつかの業者に連絡し、依頼に至る経緯も説明した上で “週末に来る業者よりも先に” 別業者を入れるように調整。早速、翌日チェックに来てくれるように手配完了。
そういえば、屋根業者を探すと「無料点検」が基本だったが、訪問して来た業者は「屋根に登るには通常は出張費もかかるが、今回は出張費は0円で良いので屋根に登るなら “依頼” が前提になります」と。聞いた時は「まぁ人が動く訳だし、そーゆーモンか」と思ったけど、業界的には違うのかしら…?まぁ無料対応の範囲は会社のサイズによって違うので、ひとまず別業者からも話を聞いてみよう。
火災保険
屋根の修理について検索すると費用については「火災保険」が使える可能性がある事がわかり保険屋さんに連絡。
保険適応になるか否か?は「災害が原因か否か?」が争点で、経年劣化の場合は対象外。その判断は状態を見ればわかるらしく、現状の写真を出来るだけ多く撮って、見積書と合わせて後日、保険屋に送り判断を仰ぐ形となりました。
余談ですが、保険屋さん曰く、最近「屋根修理のすすめる訪問業者が増えていて、火災保険の利用と申請手続きの代行も提案する業者」がとっても増えているそうです。「修理業者が申請手続きを代行して保険が適応になったら修理費用を30%OFFにします」という事らしい。
そもそも保険申請の手続きは当然本人でも出来る訳ですが、”手続き代行” による双方のメリットを考えるとこんな(下記のような)感じかな🤔✨
《修理依頼する側のメリット》
- 申請手続きの手間を無くせる。
- 費用が安くなる(費用が保険内なら金額は関係ないけど)。
- 保険適応の判断基準は原因が災害とみとめられるか?がポイントなので、それぞ熟知している業者に任せた方が保険が適応されやすい。
- 保険が使えるなら自費よりも金額が上がったとしても、しっかりと修理が出来る。
《修理依頼する側のデメリット…というか不安部分》
- その業者が本当に信用できる業者か分からない。
- 申請業務は正しく行うのか…?施工は正しく行うのか…?信用できる根拠がない。
- 申請代行=その業者に発注がほぼ確定?してしまう。保険適応範囲が確定してから、金額も加味して施工内容を最終決定し、施工内容に合わせて相見積もりする流れが通常のはず。
《修理する業者側のメリット》
- 保険適応なら修理範囲を広げて30%OFFと言ってもメリットがあるくらい売上があげられる。
- 前述の通り自己負担が減れば「せっかくならしっかり直そう」と考える人が多く、「保険適応」×「30%OFF」で背中を押せる。
- 「どうすれば災害扱いになり保険適応になるか?」を知っている業者が直接手続きする事で、保険適応になる確率があげられる。無知による保険不適になる確率を下げられる。
- 保険会社から料金を回収出来れば「未払いトラブル」もない。
- 申請代行を受けた場合、そのまま施工依頼の受注になりやすい。
メリットを整理すると保険会社以外はデメリットがなさそうな気もしてきたが、「訪問営業」→「保険手続き代行」の流れで提案されると、何となく悪徳業者のイメージが強いので「怪しいな…本当にしっかり修理してくれる業者なのかな…」と疑ってしまう。
「使える制度を使った営業努力」と言えば確かにそうで、ちゃんと直してくれるなら全然悪いコトじゃないはずなのだが、何となく頼みたくない気持ちになってしまうのはなぜだろう…?まぁ保険会社的には邪魔者でしかないだろうけど。。。
まとめ
そんな訳で、進捗はこんな感じです。別業者の点検結果を踏まえて今度の対応を検討します。今日は「屋根の修理が必要ですよ?と突然業者が訪問して来たので、色々調べながら対応してます」的な話でした。進捗あれば、また書きます。